共創するには対話力『対話力トレーニング』
- 亜里沙 髙木
- 2021年12月16日
- 読了時間: 2分

"共創"を実践するにあたって必要な対話スキルを向上させるため「対話力トレーニングプログラム(簡易版)」を受講しました!
特別講師として参加してくださったのは、加納圭先生(教授 滋賀大 学教育学部)と、水町衣里先生(特任助教 大阪大学コミュニケーションデザイン・センター)です。
対話のために必要なインプットを講義形式で聞いた後、2つのワークを行いました。
一つ目は、 二人一組でそれぞれが地図を持ち、そのうちの一人がゴール地点までの道筋を伝えるワーク。

ペアの片方が地図にある出発地点からゴール地点まで、途中にあるさまざまな目印を経由しながら、好きな道順を描きます。そしてその道順をペアのもう一人に伝えます。
とても簡単そうな作業に見えますが、実は相手が持っている地図に書かれている目印が微妙に違うのです。 僅かな違いがある地図を互いに持ち、ゴール地点までの道筋を正しく伝える。お互いが丁寧に対話を重ねていくことで、同じ道筋を辿ることができるのです。
相手の立場、気持ちを汲み取り、伝えることで、対話に欠かせない情報の伝え方を学ぶことができました。
二つ目は自己紹介。自己紹介といっても、普通の自己紹介ではありません。

自己紹介といえば、自分が伝えたい自分のことを一方的に伝えるものですが、このトレーニングでは相手に聞きたいことを選んでもらう、という自己紹介です。
紙の真ん中に書いた自分の名前の周りに好きなモノやコト、自分を構成する単語を書き、気になるワードをグループメンバーが選び、それに応える形で自己紹介を行います。 質問に回答することで自己紹介を行うという、新しい自己紹介。自己紹介の方法を少し変えるだけで対話が深まり、お互いに知らなかったことを深く知ることができました。
ワーク以外にも、対話を実際に行なっている動画を見て、対話に欠かせないテクニックなどをレクチャーしてもらいました。

実際に自分たちで情報を伝えることを実践した上で、動画を見て客観視することで、自分たちの改善するべき所を見つけることができ、とても分かりやすく対話の"型"について学ぶことができました!
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